赤ちゃんがほしい

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不妊症

women  

30代女性
冷え、婦人科(不妊治療)
お腹の冷えが無くなった。足も前はいつも冷たかったが現在はポカポカしています。便通もよくなってます。

※得られる結果には個人差があります


不妊症は,臨床において原発性不妊症と続発性不妊症に分けられる。原発性不妊症とは,生殖機能が盛んな年齢の夫婦が,結婚後2年以上同居し,男性側の生殖機能が正常であり,かつ避妊を行っていないにもかかわらず妊娠しないものを指す。続発性不妊症とは,かつて出産または流産をしたことがあり,その後避妊を行わず2年以上妊娠しないものを指す。

1.補言調経

この法は腎陽蛎虚から起こる不妊症に対して用いる。主な症状として,月経後期に,経血量が少なく色が淡紅色であり質も薄い(血塊はみられない)・腰や膝がだるく力が入らない・全身がだるく力が入らない.めまい・耳鳴り・性欲減退・下肢が温かくならない.小便清長(尿が透明で排尿の際に勢いがなくやや時間がかかる)・舌質淡・苔薄白・脈沈細などがあげられる。
また婦人科検査では,子宮がやや小さい.陰毛が薄いという特徴が現れ,基礎体温を測ると低温期・高温期に分かれなかったり,黄体ホルモンの分泌の上昇が不十分である。この証は内分泌の失調や子宮の発育不良がみられる患者に多い。

2.疏肝理気

この法は肝鬱気滞血瘀から起こる不妊症に対して用いる。主な症状として,月経前後不定期・経血量がやや少なく色が紫暗色であり血塊がみられる.経血の排出がスムーズでない.腹痛・腹部が落ち込むような感覚がある・月経前に乳房が張って痛む.せっかちである・イライラして怒りっぽい.精神抑うつ・脈細弦などがあげられる。舌苔は正常である場合が多い。この証は子宮内膜症・多嚢胞性卵巣症候群・卵管通過障害などの患者に多くみられる。

3.活血化瘀

この法は血瘀胞絡証から起こる不妊症に対して用いる。主な症状として,腹部は落ち込むような感覚があり張って痛む(嬉痛の部位は一定しており拒按である)・月経は正常または不調・疲労感があり身体に力が入らない.舌の周囲や尖端の色が黒っぽく瘀点がみられる.舌苔薄・脈弦緊などがあげられる。この証は子宮内膜症・卵管通過障害などの患者に多くみられる。

4.化痰燥湿

この法は痰湿鬱阻証から起こる不妊症に対して用いる。主な症状としては,肥満体型・経血量が少なく質が濃く粘り気がある・経期が常に遅れがちである(重症になると無月経となる).おりものの量が多く質が濃い.性欲減退もしくは淡白になる.めまい・心動悸(心悸よりも症状がやや激しい)・胸悶・吐き気・胃納不佳(食欲がなくあまり食べられない),舌苔白膩・脈滑などがあげられる。この証は内分泌の失調・子宮の発育不良の患者に多くみられる。

5.清熱利湿

この法は湿熱薀滞証から起こる不妊症に対して用いる。主な症状として,経期が常に早まる.または月に2度あることもある・経血の色は鮮紅色であり質が粘り気を帯びている.または崩漏が現れ経血がなかなか止まらない.おりものが多い(おりものの色は黄色く臭いが強い,または糸状の血が混じることもある)・陰部の瘙痒感・口が苦くのどが乾く・腰や下肢がだるく力が入らない.尿の色が濃い黄色・舌質紅・苔
薄黄・脈滑数などがあげられる。この証は骨盤腹膜炎・トリコモナス膣炎・カンジダ膣炎および子宮頚管びらんの患者に多くみられる。

1.妊娠における調経の作用を重視

調経の過程において,中薬を用いて月経周期を調整し,月経周期の不順を治療する。一般的には,月経周期は以下の4期に分けられる。
月経期:この時期は血海が満ち経血が排池される時期であり,治療は行気活血を主にする。

月経前期:この時期は分泌期ともいう。この時期は陰から陽に移り変わる段階であり,治療は平調陰陽・調理気血を主にする。
排卵期:この時期は腎陰腎陽転化の段階であり,治療は行気活血・温陽補腎を主にする。
月経後期:この時期,胞宮(子宮)は精気を蓄え洩らさないようにしなければならず,治療は調和気血・補腎養陰を主にする。

2.妊娠における補腎の作用を重視

腎は精を蓄え,胎脈は腎に連絡している。このため,腎気が盛んであれば月経は自然と正常になり生殖発育機能も盛んになる。反対に腎気不足になると生殖機能も衰退する。
腎という生殖・発育の根本をしっかりととらえることが重要である。補腎には五子術宗丸・左帰丸・右帰丸・二仙湯・二至丸を基本方剤とし,陰陽のバランスにも注意する。さらに補腎と同時に以下の点にも注意が必要である。
①補脾:脾は後天の本であり,また気血生化の源である。脾気が満ち足りていれば腎精も充足するため,治療の際には脾胃の気を保つことにも注意しなければならない。
②衝・任・督脈を補う:衝脈は血海であり,女性は血を本とする。任脈は胞宮を主り,また全身の「陰経の海」(陰経を支配する脈絡)でもある。このため任脈は精血津液すべてを支配する。督脈は全身の陽を主る。任脈は身体の前面を流れ,督脈は身体の後部を通る。任・督の両脈は協力して人体の陰陽気血の相対的なバランスを保っている。このように衝・任・督脈が
盛んであれば妊娠にも有利になるのである。


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