鍼灸師なので健康の秘訣は鍼灸です!ぜったい鍼灸です。整体でもいいです!
と、言いたいところですが、残念ながら鍼灸や整体は、あなたの背中を「ぽんっ」と、押すだけしかできません。
そうキッカケにしかなりません。
目次
あなたもワンちゃんも不足している野菜
以前書いたブログ肩こりの原因は貧血!?鉄分は吸収率が悪い栄養素 あなたは鉄分不足では?にもありますが、女性は特に鉄分不足の方が多いです。
そして、男女とも、ワンちゃんにも共通しているのが、野菜不足です。
日常生活の中で野菜が不足しているか考えてみましょう!
朝:やばい遅刻だ(汗)う~ん休み空けはいつもギリギリ、食事はトーストとコーヒー。
お昼:え~もうお昼(汗)この資料は午後から必要なのに。。バタバタバタバタやっと終わった。食事はカップラーメン。作るの3分、食べるのに2分半。
夜:また残業だ(汗)バタバタバタバタやっと終わった。帰ってご飯作る元気は無いな。よし食べて帰ろう。大好きなケン◯ッキーに決定!!とり肉さいこー!
かなり極端な人物像です。ドキっとした人は・・最後まで読んで下さい。
「うん、うん、よくある!」と、思ったあなた!かなり野菜が不足しています。
野菜不足は人だけなのか?
野菜の一日の摂取量は厚生労働省が平成21年に策定した「21世紀における国民健康づくり運動:健康日本21」では1日に350g以上の野菜を摂取することを目標としています。
350gと言われてもどれくらい食べるべきか、自分がどれくらい食べているか、なかなかわからないですよね。
簡単な計測方法があります。
野菜350gを計算する簡単な方法
小鉢や小皿に入った野菜料理を“1日に5皿食べる”という方法です。
定食などでほうれん草のおひたしや煮物、ポテトサラダなどが小鉢に入っていますよね。
あの小鉢1つが大体70g分なので、それを1日で5皿食べると1日に食べるべき野菜350gをクリアできるんです。
さきほどのケン◯ッキーなら、コールスローサラダを5つ食べると良い計算になります。
このカウント方法なら、簡単ですよね?
ちなみに、コンビニの小さなサラダや惣菜のパックも1皿分と言えます。
野菜炒め定食や野菜たっぷりカレー、中華丼などを頼んだ場合などの、大きなお皿に入った野菜料理なら小皿2皿分食べたとカウントすることができます。
トマト1つが100g、キュウリ1本が100g、というように個別に覚えていくのは難しくても、“5皿食べる”ということであれば覚えやすいですよね。
ワンちゃんにも野菜は必要です
私も実家にダックスがいますが、ドックフードを与えています。
昔に飼っていた柴犬の時は「いぬまんま」でした。残り物の肉や魚に野菜とご飯を混ぜる。
手作りフードの方が良いと推奨している獣医さんもいますよね。
犬に必要な栄養素手作りフードの中身
たんぱく質
鶏肉や牛肉、豚肉。お肉は脂身の少ない物、他には青魚(DHAやEPAが豊富)、白身魚は消化にいいですね。
チーズだと塩分の少ないカッテージチーズやモッツァレラチーズ。
おからなどの大豆製品もいいですね。たんぱく質豊富な卵はしっかり加熱しないとダメですよ。
炭水化物
白米で十分です。玄米や雑穀は腸の短い犬には消化不良の原因になるかもしれないのでしっかり炊き込みましょう。
パンは太るので注意が必要です。他にうどんも塩分が多いので塩分の少ない商品を探しましょう。
野菜
どうしても肉好きなワンちゃんが多いと思いますが、野菜も必要ですよ。カリウムや食物繊維の補給ができるので体調のバランスを整えてくれます。
人も不足する野菜、ワンちゃんはだんだん飼い主さんと似てきます!?似ているから飼っているのか!?
野菜が不足している飼い主さんはワンちゃんの食事も再考の余地あり!
カボチャやブロッコリー、にんじん、キャベツ、大根、白菜、サツマイモなど。どれも手軽な野菜です。
おすすめは、
にんじん(βカロテン、食物繊維)
ブロッコリー(ビタミンC、抗酸化作用)
しいたけ(動脈硬化作用、食物繊維、βグルカン)
かぼちゃ(βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、抗酸化作用)
人間はサプリメントや青汁で不足分を補えると思っていたら、ワンちゃん用のサプリメントもあるんですね。全国3000軒の動物病院が選んだサプリ、ベジタブルサポート
その他
昆布やひじき、わかめなどは、食物繊維やミネラルが豊富です。
キノコは、カロリーは殆ど無く食物繊維やアミノ酸が豊富で、ビタミンDやβグルカンを含み、免疫活性効果も期待できるかもしれません。メシマコブというキノコを使ったサプリメントもありますね。
両者共、与える際には小さく刻みます。オメガ脂肪酸・不飽和脂肪酸を含む良質なオリーブオイルやサーモンオイルを添加します。
犬に与えてはいけない食べ物
人間には美味しい食べ物も、ワンちゃんにとっては毒になるものがあります。
1.タマネギ
溶血性貧血の原因となり、少量でも死に至る場合があります。ハンバーグなどの刻んで混ぜたものや、牛丼の煮汁も危険。
2.チョコレート、ココア、キシリトール、ナッツ類
中毒の原因です。
3.桃・杏子・梅の種
中毒の原因や腸閉塞の原因。
4.生卵
栄養障害を起こす恐れあり。しっかり加熱すればOK。
5.調味料(塩、砂糖、香辛料など)
犬には特に必要ありません。
6.加工食品(ハム・ソーセージ・かまぼこなど)
塩分や香辛料が多く、腎臓や心臓、胃腸の負担になります。
7.鶏や魚の骨
鶏の骨は加熱すると硬くなり、口や喉、消化器官に刺さる恐れあり。大きな魚の堅い骨も気をつけましょう。
8.タコ、イカ、エビ、貝類など
生ではビタミン欠乏症になることがあります。イカは特に消化が悪いのでダメです。乾燥したスルメなど、丸呑みして腸閉塞の原因になることがあります。
9.ぶどう、レーズン
お腹で異常に発酵したり、中毒恐れあり。
ワンちゃんの体質・体調もあり、療法食を食べている子もいると思います。手作りフードに興味がある方は一度かかりつけの獣医さんに相談してくださいね。
野菜も取ってるのに体調がすぐれない、そんな時は鍼灸
まずは病院で検査しましょう。
しかし、原因が不明、ストレス、年齢のせいと言われた方は、鍼灸で身体の状態を整えましょう。医食同源+鍼灸が理想です。
ワンちゃんでも近年、動物の鍼灸治療を導入している病院が増えてきました。とても良いことだと思います。
私が以前お世話になった動物病院も鍼灸を取り入れています。(院長紹介ページにリンク)
「あんさんぶる治療院のホームページを見た!」と言うと、鍼灸相談かな?とわかりやすいでしょう。
犬の鍼灸治療に関して知っておくこと
最近、一部の鍼灸師や整体師が、動物に鍼治療やマッサージなどをしていると聞きます。
動物の診療ができるのは獣医師だけです。お医者さんも診療はできないです。
まず鍼灸師は医療類似行為なので、診断権はありません。
整体師は、国家資格ではありません。極論から言えば誰でも名乗れます。
獣医師法第十七条 獣医師でなければ、飼育動物(牛、馬、めん羊、山羊、豚、犬、猫、鶏、うずらその他獣医師が診療を行う必要があるものとして政令で定めるものに限る。)の診療を業務としてはならない。
私も実家のダックスには鍼治療をおこなう時があります。
ただ、完全自己責任です。
一般の方は鍼灸師だからと自分の愛犬の鍼治療をお願いするのは止めましょう。
もし万が一の時があれば、誰も責任がとれません。
もし、鍼灸の先生で動物の生命を鍼灸で助けたい!と思っている方は、獣医学部に入って獣医師免許をがんばって取得してください。それがあなたの為でもあり、動物の為でもあります。
最後に
最近は野菜ジュースやサプリメントもいいものがたくさん出ています。人間(飼い主さん)も犬も忙しい毎日です。
理想は、野菜を調理して食す。噛むことで身体の機能もアップします。アゴが弱ると身体の筋力も脳みそも低下します。
不足するものはサプリメントや野菜ジュース、青汁(人間だけ?)で身体の調子を整えましょう!
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