中医学と夢の関係 心脾両虚・心腎不交・痰火内憂

 夢を見る事はいいことです!!いくつになっても熱く夢を語って実現したいもんです。

このマンガは熱く夢をおいかけてはるわぁ
自分の将来のことを考える夢はモチベーションも上がっていい事だと思います。

しかし眠る時にみる夢はあまり多いのはちょっと心配です。。今回は中医学的な夢の話。
 科学の目でみた夢をみるメカニズムは、レム睡眠という浅い眠りの時にみるといわれています。

レム睡眠(Rapid Eye Movements(急速眼球運動))

入眠後1時間30分ほどのノンレム睡眠(深い眠りの事)の後に初めて現れ、その後ほぼ1時間30分間隔で一晩に4~5回繰り返すという特徴がある。

ちなみに赤ちゃんは睡眠の約半分がレム睡眠と言われています。

睡眠時にはノンレム睡眠とレム睡眠がワンセットになって一晩に4~5回このサイクルが繰り返されるが、朝が近づくにつれてノンレム睡眠が浅くなってきます。
レム睡眠ノンレム睡眠

だから朝の目覚まし時計もこの1時間半のサイクルを考えてセットすると目覚めすっきりのはずです。

中医学と夢の関係

中医学では、夢を見て目覚めた後、何の不快感もなければ正常としていますが、

顔が白い、動悸がする、物忘れが多い、食欲不振、お腹がガスっぽい、下痢ぎみ、体がだるい、舌が白っぽい
などは 心脾両虚といいます。
食養生なら、ほうれんそう、にんじん、黒きくらげ、なつめ、ライチなど
いらいらしやすい、体が火照る、腰や膝がだるく痛い、寝汗もかく、のどが渇く、舌が赤く、苔が少ない
などは  心腎不交といいます。
食養生なら、なし、ぶどう、はくさい、黒豆、ユリ根、いか、牛乳など
頭がふらつき、動悸、いらいら、胸が苦しい、痰が多い、舌が赤く、苔がべっとり多い
などは  痰火内憂といいます。
食養生なら、まず甘い物、脂っこいものを控え、暴飲暴食はやめましょう。だいこん、こんぶ、のり、くらげなど
すべてにおいて、心の機能を高める食材、小麦などをとりましょう。
どれかに当てはまる人はご注意を!鍼灸や漢方をお勧めします。
ちなみにジョセリーノというブラジルの予言者は「予知夢」をみて色々な予言をするそうな。
予知夢が気になる人は
http://akumadesourou.livedoor.biz/archives/cat_26991.html
一度逢って、弁証(中医学の診断)をしてみたいです。

さぁ今夜はどんな夢をみるかな?夢の中へ・・夢の中へ・・・

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