少女の生き神様、クマリ~ネパールの思い出
先日のニュースでネパールで新しいクマリが誕生したとありました。
クマリってご存知ない方の方が多いと思います。
クマリとは、女神タレジュの生まれ変わりとされており、ネパール国内から選ばれた少女が初潮を迎えるまでクマリとして役割を果たします。
今回、2008年10月7日に3歳で選ばれたMatina Shakyaちゃんが現在のロイヤル・クマリである。(ちなみに他にも数名いてローカルクマリと呼ぶようです。)
選考基準はいろいろあって、
身体的に怪我の跡や不自由な箇所がない。
動物の頭部が並べられた暗い部屋に閉じ込められて耐える。
国や国王との占星術における相性が良い。
すべての歯が欠けていない。
菩提樹のような身体。
牛のような睫毛。
など、条件をクリアした少女がクマリとなる。
主な仕事は、絶大な力で、幸運をもたらすとされており、多くの人々からの信仰を集める。日常では、人々の病気の治療、願望を叶える祈願をする。
私も以前、ネパールを訪れた際、現地の先生の案内でローカルクマリと対面してきました。
本当に普通の住宅でした。
私:コンコン(ドアをノック)
母:「はい」となにやら不機嫌そうな女性(たぶんクマリのお母さん)
母:「今食事中だからちょっと待って」(会話はすべてネパール語です。)
待つこと10分程、2階に通され部屋に入るとクマリがいました。
お賽銭をお母さんに渡し、参拝してから写真をパチリ

ネパール クマリ

元々こういう顔なのか、仕事だからかわかりませんが、不機嫌・・

あっそうか、食事中やったからねぇごめんね。
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